10月1日に、東北みやぎ復興マラソンに参加してきた。

今まで50数回のフルマラソン大会にエントリーして、完走してきたが、

今回の復興マラソンでは、特別な思いを抱き被災地を駆け抜けてきた。

被災地の人々に少しでも、元気をあげれたらいいな～と思っていたのだが、

逆にこちらが、現地の皆さんから温かい声援とおもてなしを受け感動したくらいだ。

あの震災から6年半、津波に飲み込まれ、何もかもがなくなり、がれきの山となっていただろうこの場所に、

新しく道路や堤防、橋ができつつあり、震災前の人々の普通の暮らしが、どんなものだったのか想像すらできない。

佐賀に帰ってきて、いつもと変わらぬ景色にほっとしたのも事実である。

また、この完走メダルは、宮城県石巻市雄勝町で産出された雄勝石で作られていて、

東日本大震災で、その生産現場は、壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、

ボランティアの方々が拾い集めて作られたとの事、深い郷土愛にさらに心打たれた。

この大会に参加して、少しでも復興の応援ができたと思ってもいいのだろうか・・・？